病気と仕事

【不妊治療と仕事の両立】「妊娠しない」「子どもができないのではないか」と心配したことがあるカップルは39.2%、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(現在受けている)カップルは22.7%(国立社会保障・人口問題研究所データ)。

不妊治療は、2022年4月から保険適応がスタートして新しい段階に入ったと思います。

従業員が不妊治療で受診するとき、医療機関から説明された受診のタイミングと

仕事の調整にエネルギーが削がれる方もいらっしゃいます。

指示された重要なタイミングに受診できなかった体験のある方も多いと思います。

子どもがほしいカップルの精子と卵子が受精卵となり、母胎の子宮で順調に育って

もらいたいですが、カップルで相談して、別の歩み方、違う選択する方々も

いらっしゃいます。

不妊治療を続けるカップルの中には、受診するための休暇願いを職場に相談すること

を躊躇う方もいらっしゃいます。

自分のプライベートなことの相談は、多くの場合、勇気が必要かも知れません。

周りに同じような人がいるのかいないのかさえ、分からないことがあります。

もしもストレスフルな心境にいるとき、その状態で妊娠を願うことは

相当の努力が必要になってくるのではないでしょうか。

以前、不妊症治療の院外カウンセラーを要請して頂いたことがありますが、

ご本人、ご家族の情緒の安定は、とても大事なことだと思っています。

保健適応がスタートと併せて、不妊治療の仕事の両立に取組む優良な企業への

認定制度、不妊治療のために利用できる休暇制度や両立支援制度の導入や利用促進に

取組む中小企業事業主に対する助成金支給制度も進んできました。

どうぞ、自分だけで、カップルだけで悩まないでくださいね。

 🍀働くひといきをいきをつくりたい アミキャリエ代表 髙橋 慶子

髙橋 慶子

髙橋 慶子

働く人の生き生きをつくる会社として、2022年1月株式会社アミキャリエを設立しました。 アミキャリエは、フレンドリーなライフとキャリアの造語です。人生100年時代の個人様と、サス ティナブルをめざす会社様の【安心して信頼し心ゆるせる存在でありたい】と思います。 法人化の原動力は、代表自身がレジリエンスの当事者となり、サポートする人とされる人の双方 向性を体験しながら働き続けている経験が基になっています。「働く人の生き生きをつくる」は、いろいろなことがあっても懸命に働き続けている人や会社が可 能性を高め未来に向かい前進していく姿です。 新会社アミキャリエをどうぞ宜しくお願い申し上げます。北海道SDGs推進ネットワーク登録企業 北海道がん対策サポート企業 北海道女性活躍応援自主宣言企業 北海道ヘルスケア産業振興協議会会員企業株式会社アミキャリエ 代表取締役 髙橋慶子

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