人生100年時代 小さな手術から大きな手術まで手術体験がある方がいらっしゃいます
熱中症予防に代表される真夏の暑さ対策は、年齢や健康状態問わず年々工夫の必要性がまし
無防備で暑さに向かっていくのはリスクが高いと考えられるようになりました
今回は、発症の時期やメカニズムも個人差が大きいとされ、例えば胸やお腹の手術後の人に
一部みられる続発性リンパ浮腫を取り上げたいと思います
ご自分だけでなく、身近な方の中に「手術後後遺症」や「続発性リンパ浮腫」など
いわれた人やいわれている人はいないでしょうか?
私は、下肢の続発性リンパ浮腫予防で助けられてきたのでその例からお伝えします
手術から2年後に発症しましたが、所属する患者サポート団体から専門医情報を教えて
もらっていたため、受診、リンパマッサージや医療用の弾性ストッキングの情報も
探しやすかったので本当に助かりました
自宅でのリンパマッサージも指導されたとおりできたおかげで、今のところ悪化予防も
できていると医師から言っていただいています
今は専門医チェックも年1回位ですが、医療用弾性ストッキングは毎日装着しています
リンパ浮腫になると治癒することはなく、進行防止が大切と説明を受けているためです
虫刺されや傷もきっかけになることがあるので、気を付けるようにしています
そして、私たち本人にとって、夏真っ盛りのときにこの装着の努力が試されます
どういうことかというと、地域によって差はありますが、エアコンや扇風機を使っても
汗だくになったり湿気がかなり強くてストッキングが巻き上がらず時間がかかるなど
着圧SSレベル(個人ごとに指示あります)の装着に難儀することが、昨年からひと夏に
1~2回でてきたのです
どうにかこれで済んでいるので有難いと思っていますが、さらに気候変動、異常気象や
気温上昇が進む可能性がありそうです
また、災害発生とまでいかなくても、出張や旅行などいつもと違う場所で飛行機や電車の
計画運休など気象の影響をうけることも身近に増えています
そのため、熱中症、夏場の虫刺され予防やケア、いざという時の災害対応の準備と合わせて
室温・湿度などの居室環境整備、乾燥やベタつきに対するスキンケア、弾性ストッキングの
装着習慣を続けたいものです
真夏は暑くて履くのをやめがちになる人がでてきますが、マッサージ後の良い状態を
一日維持できるよう、弾性ストッキングがサポートしてくれるのも、人生100年時代の
ケアポイントのように思います
どうしても装着できないときも、未装着時間が長くならないようにしたいですね
私の場合、履かないままだと毛細血管が皮膚の表面に徐々に浮き上がってくるなど自分で
分かる変化が出てきます(医師から教えてもらい目安にしています)
続発性リンパ浮腫の治療は、医療用弾性ストッキングだけではありませんが、日々活動的に
行動できるための大事なアイテムだと思っています
メーカーにより値段が違いますが、今は一足約20,000円のものを使用しています
先輩たちの運動により市町村役場など加入している健康保険組合窓口での還付請求制度の
対象になっていますので、初めての方はお問い合わせしてみると良いと思います
もしも、身近に医療用弾性ストッキングを装着している方がいらっしゃいましたら、
進行防止に取り組んでいることを見守っていただけると心強いと思います
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