病気と仕事

【過小評価しないー貧血】気づかずに頑張っている人がいます。

雇用されている人、雇用する人、フリーランス、副業、複業など

働き方や呼び方は違っても、働く場で何かの形で一緒に仕事をする人は、

仕事のパートナーともいえます。

たとえば、

同僚や上司、プロジェクトで一緒になる人、チームメンバーなどです。

その仕事のパートナーを理解しようとすることは、仕事の達成や効果

に好ましい影響をもたらします。

健康で働きがいのある職場環境づくりを進めるときに配慮が、

大事なキーワードになることが多くみられます。

では、どんな配慮をしていくと良いのでしょうか?

仕事のパートナーの身体への理解という配慮が、その一つです。

私たちの身体は、性ホルモンの分泌により、骨格や筋肉などを含めた

生物学的な性差があります。

相手に配慮できるようになることと、自分の身体に興味をもち

理解していくことは、パートナー同士の相互関係につながります。

それでは、自分の身体に興味をもつことについて、

女性の月経と貧血の例で考えてみたいと思います。

知られているように、月経周期はホルモンにより調整されています。

卵巣が刺激され、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が促されます。

これが子宮などを刺激して、受精卵がきても良いように準備します。

この調整をするのが、脳の下垂体というところから分泌される

黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンで、卵巣からの排卵を促しながら

エストロゲン、プロゲステロンの分泌も促します。

外から見えないところで、規則的なリズムを刻んでくれています。

そして、月経周期は、身体と心の変化のバロメーターとして

大切な目安になります。

また、トップアスリートへの調査で、「コンディションが良い時期」

の質問に対して、競技の種類の違いもありますが、女性同士でも同じでは

なかったと、医師から一人一人の違いがあることを聞きました。

さて、今回のテーマ【過小評価しないー貧血】

私たちは、無意識に我慢する傾向があり、顕れている自覚症状を過小評価する

傾向があるということが報告されています。

たとえば貧血の有無は、血液検査でよく行われています。

健診や人間ドックで貧血が心配され、次回まで経過観察や要再検査と

通知されることがあります。

その中に、治療の対象になり、鉄剤をのんで効果を実感する月経過多の人がいます。

忙しさに紛れて、時々気にかかりながらそのままにしていることがあれば、

健康相談や、辛いと思ったら医療機関を受診して相談してみましょう。

不調感や自覚症状は、大切な自分に気づかせるためのサインともいえます。

     働くひとのいきいきをつくる会社アミキャリエ ブログNo.7

髙橋 慶子

髙橋 慶子

働く人の生き生きをつくる会社として、2022年1月株式会社アミキャリエを設立しました。 アミキャリエは、フレンドリーなライフとキャリアの造語です。人生100年時代の個人様と、サス ティナブルをめざす会社様の【安心して信頼し心ゆるせる存在でありたい】と思います。 法人化の原動力は、代表自身がレジリエンスの当事者となり、サポートする人とされる人の双方 向性を体験しながら働き続けている経験が基になっています。「働く人の生き生きをつくる」は、いろいろなことがあっても懸命に働き続けている人や会社が可 能性を高め未来に向かい前進していく姿です。 新会社アミキャリエをどうぞ宜しくお願い申し上げます。北海道SDGs推進ネットワーク登録企業 北海道がん対策サポート企業 北海道女性活躍応援自主宣言企業 北海道ヘルスケア産業振興協議会会員企業株式会社アミキャリエ 代表取締役 髙橋慶子

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。